2020年05月31日

里山だより “ウスバシロチョウとムラサキケマン”

【環境科学研究センター】

 小松沢観音様の参道に、ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)の姿が見られるようになりました。ウスバの名の通り透けるような翅をしていますが、これは鱗粉が少ないからなのだそうです。


 ハルジオンの花で蜜を吸っています。


 こちらは羽化してまだ時間が経っていないらしく、翅が伸びきっていないようです。


 ところで、ウスバシロチョウの食草は、ムラサキケマンやエンゴサクです。 
 ムラサキケマンは参道でよく見かける花ですが、春の初めに花を咲かせ、今はすでに種を付けています。スプリングエフェメラルと呼ばれる植物の一つです。
 

 チョウと食草と言えば、ヒメギフチョウとトウゴクサイシンがあります。
 トウゴクサイシンも参道でよく見るのですが、
 

 ヒメギフチョウは一度出会っただけです。
 もう一度、その可憐な姿を拝みたいものです。

  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 13:57里山だより

2020年05月29日

山形県職員採用試験締切間近! ~山形県の環境を守るのは“化学職”です~

【環境科学研究センター】

 山形県で環境を守るために働きたいたいと思っている皆さん!
 山形県職員採用試験(大学卒業程度・化学職)の受験申込みはお済みですか。

 “化学職”は“山形の環境を守るために働きたいたい!”という思いがあれば、理学部、工学部、農学部、薬学部、教育学部などなど、どんな学部からでも大丈夫!
 もちろん、民間企業から転向の方も大歓迎!
 若い女性もわりと多いので安心してください(^^)


 化学職の紹介(PDF)

 職種別の仕事内容(化学職)

 申込受付は、6月4日(木)午後5時15分までです。
 皆さん余裕をもってお申込み下さい!

 「やまがたe申請」による受験申込

 ぜひ “化学職”として、一緒に自然豊かで美しい山形の環境を守っていきましょう!!
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:38その他

2020年05月27日

環研センターNEWS(令和2年5月号)を発行しました

【環境科学研究センター】

 「環研センターNEWS(令和2年5月号)」を発行しましたので、どうぞ御覧ください。

《今月号の内容》
1 所長あいさつ
2【ほっとNEWS】魚のへい死事故と農薬
3【お知らせ】水生生物による水質調査 参加者募集!
4【環境ミニ知識】ダイオキシン類って何?
5【各部紹介】環境企画部 ~自然生態系保全モニタリング調査~
6【お知らせ】環境情報棟の利用再開しました!
7【事業報告】県内の光化学オキシダント実態調査について
8【職員自己紹介】/【編集後記】

http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/053001/joho/kanken_news.html

 今回の環研センターNEWSでは、クイズもあります!

 水生生物調査ではカワゲラやカゲロウの幼虫など、様々な水生生物を見つけることができますが、


 上の写真は、何の幼虫でしょうか?

 【ヒント】 右の石の塊(巣)の中から出てきました!
 答えは、次回のセンターNEWSで発表しますので、お楽しみに。(^^)  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 17:22その他

2020年05月22日

川のきれいさを調べてみよう! ~水生生物調査の参加者を募集します!~

【環境科学研究センター】

 川にすむ生き物で水質が解るの?!

 そうなんです!
 川の中にどのような生き物が、どのくらいすんでいるのかを調べることによって、川の水質がどれくらいきれいなのかが解る調査が「水生生物調査」です!

 当センターでは、身近な自然に接することにより、皆さんに環境問題・水環境保全への関心を高めてもらうよう、毎年この調査を実施しています!

 このたび、下記ホームページのとおり、今年度の参加募集を開始しました!
http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/053001/support/suisei_seibutsu.html

 毎年、学校のクラス、子供会、公民館や地域の団体、個人の方など、多くの皆さんに参加いただいています。
 子どもから大人まで、どなたでも気軽に参加できる簡単な調査です。
 皆さんぜひご参加ください!!

 身近な川に入って、自然に触れて、河川の環境や生き物について考えてみませんか?
 調査キットの貸出しや、調査方法の出前講座もやっていますよ。
 お気軽にお問い合わせください(^^)

水生生物調査  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 17:47募集のお知らせその他

2020年05月20日

“環境にやさしい料理レシピ”“Newドギーバッグ”コンテスト!

【環境科学研究センター】

 また、“食品ロス”についての話題です。
 最近は外食でなく、お家でお料理をする人も増えてきたかと思いますが、何を作ったらいいか迷ったりしませんか。

 そんな人におすすめのレシピがありますよ。
 山形県では、食品ロス削減つながる「環境にやさしい料理レシピコンテスト」を毎年開催し、人気レシピをホームページに掲載しています!
 「食べてみたい!」「作ってみたい!」「ごみが減る!」と思われるユニークなアイディア満載のレシピ集です!こちらも、ぜひお試しください。(^^)


 また、コンテストといえば、環境省でも食品ロスに関するコンテストを実施中です。

 最近テイクアウトを行うお店が増えて、今度はお店で食べきれなかった時に、
 お料理の持ち帰りにも対応してくれるところも増えてきそうですね。
 そんな、食べ残しを持ち帰る「ドギーバッグ」について、
 環境省では新しい“ネーミング”や“パッケージデザイン”を募集しています!

◆ ネーミングの部は、「食べ残しを持ち帰る」という気持ちや行動を
 わかりやすく伝えるためのオリジナルのネーミングの募集です。
◆ パッケージデザインの部は、「ドギーバッグ」のオリジナルデザインの募集で、
 “容器デザイン(形状や素材を含めた新しいデザイン容器のアイデア)”又は
 “絵柄デザイン”の募集です。

 パッケージデザインの部には、“子供の部”(中学生以下)もあります!
 ぜひ皆さん、みんなが思わず使いたくなるような、自分だけのオリジナルドギーバッグのデザインを考えてみてくださいね。(^o^)/

 「Newドギーバッグアイデアコンテスト」ホームページ

  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 16:25募集のお知らせその他

2020年05月19日

めざせ!食品ロスゼロ!食品ロス削減の工夫!

【環境科学研究センター】

 食品ロス(まだ食べられるのに廃棄されている食品)は、1人1日当たりどのぐらいでしょうか?
 ブログでも何度か話題にしましたので、皆さん解りますよね。
 日本の食品ロスを1人当たりにすると、お茶腕約1杯分(約132g)もの食べものが、毎日無駄に捨てられてしまっていることになるのです。
 なんてもったいない!

 それに加え、学校の休校、イベントの中止、飲食店の休止・営業時間短縮等の影響により、様々な場面で、新たな食品ロスも発生しています。
 そんなときに役に立つホームページがありますよ!



 緊急事態宣言下での食品ロス削減の工夫(消費者庁ホームページ)
 (山形県の緊急事態宣言が解除された後の紹介になってすみません。)

 こちらのホームページでは、
◆ 飲食店のテイクアウト販売を活用
◆ 引取り手がなく捨てられそうな農産物などを販売するインターネットサイトの活用
 などの情報がまとまっています!

 このような時だからこそ、テイクアウトやインターネットでのお取り寄せも活用し、おいしく“食品ロス削減”に取り組んでみてください。(^^)

 なお、「食品ロス」については、環境学習プログラムも解りやすいですよ。
 食品ロスの問題について理解するとともに、日常生活で食品ロスを減らしていくにはどのようにすればよいか考えよう!

 環境学習プログラムホームページ



  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 15:40その他

2020年05月18日

家庭ごみを出すときに心がける5つのこと

【環境科学研究センター】

 先日、「ご家庭でのマスク等の捨て方」を紹介しましたが、マスクに限らない「ご家庭でのごみの捨て方-家庭ごみを出すときに心がける5つのこと-」のチラシも、環境省のホームページに載っています!

 新型コロナウイルス感染症に係る廃棄物対策について取りまとめた資料
 http://www.env.go.jp/recycle/waste/sp_contr/infection/leaflet6.pdf

 

 新型コロナウイルスなどの感染症対策のためのチラシですが、普段から気を付けるべきことも書いてありますので、ぜひ参考にしてください!

<家庭ごみを出すときに心がける5つのこと>

その1 ごみ袋はしっかり縛って封をしましょう
 しっかり縛っていないと、収集中ごみが散乱してしまいます!
 (風で飛ばされ、雨に流され、海ごみになってしまうことも…)
 ごみをいっぱいに詰めすぎないで、余裕をもって縛りましょう。

その2 ごみ袋の空気を抜いて出しましょう
 空気がパンパンだと袋が破れやすいです!
 ただし、空気を抜くときには自分にかかってしまわないよう注意。

その3 生ごみは水切りをしましょう
 特に水分が多いと焼却が大変です!
 できるだけ水がかからないよう、濡れていないまま捨てましょう。

その4 普段からごみの減量を心がけましょう
 ステイホームですが、家庭ごみが多くなってしまわないようご注意を。
 特に食品ロスは大変問題になっています!

その5 自治体の分別・収集ルールを確認しましょう
 市町村でルールが違ったりします。
 コロナ対策で特別な注意事項がある場合も!必ず確認!

 なお、「ごみ減量、リサイクル」については、環境学習プログラムも解りやすいですよ。

 資源に限りがあることを知り、ものを大事にする気持ちを持ち、リサイクルなどごみを減らす取り組みにつなげましょう!

 「環境学習プログラム」ホームページ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 09:46その他

2020年05月15日

センター環境情報棟!再開しました!!

【環境科学研究センター】

 皆さん大変お待たせいたしました!

 当センター環境情報棟の一般開放について、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、3月30日から臨時休館していましたが、
 この度、感染拡大防止対策を講じ、再開しました!!!

 「環境教育教材(図書等)の貸出し・環境情報棟の利用」ホームページ

 

 対策としてまずは、施設内の換気を行います!
 密閉空間はダメですからね。

 そして、人と人との間隔の確保を行います!
 最近は「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」ではなく、「フィジカルディスタンス(物理的、身体的な距離)」と言うみたいですね。 離れていても 心はひとつ!

 また、機材の消毒なども実施します!
 もちろん今までも消毒用のアルコールを準備していましたが、大幅に増強しました。

 来館いただいた皆さんには、展示物へは手を触れないようにしていただきます。
 また、施設内での飲食は禁止いたします。(熱中症予防のための水分補給はこまめに行ってくださいね。)

 そしてご利用の際は、手洗い・手指消毒の励行、マスク着用などの感染予防対策をお願いいたします。

 ただし、「三つの密」になる恐れがある場合は、入場を制限する場合もありますので、ご了承くださいm(__)m

 開館時間は通常通り、平日の午前9時から午後5時までです。
 なお、受付簿には、連絡先(又は学校名)も書いていただくようよろしくお願いします。kao2



 なお、図書を借りたい方は、事前にホームページで蔵書リストを確認してくると便利ですよ。(^^)

 「図書の貸出し」ホームページ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 08:42その他

2020年05月14日

里山だより≪おいしい里山≫

【環境科学研究センター】

 春の里山で木々の芽吹きを見ていたら、同僚の言葉を思い出しました。
 「食えるものにしか興味はありません!」
 そこで今回は、里山のおいしそうなものを紹介します。

 始めに、タラノキによく似たハリギリです。
 ハリギリもタラの芽も天ぷらがおいしいですね。


 これは、どんな芽が出てくるでしょうか?

 正解はコシアブラです。”笹野一刀彫り(お鷹ぽっぽ)”の木ですね。
 これも天ぷらがおいしいです。


 また、問題です。何の芽でしょうか?

 正解はヤマブドウです。秋まで待たなくてはいけませんね。


 これは、何の花でしょうか。

 正解は、アケビです。ほろ苦い味がおいしいですね。


 モミジイチゴの花です。驚いたことに、道路脇の斜面やまだ見通しのよい林の中など、そこかしこに咲いています!

 ヤマブドウ、アケビ、キイチゴ類は、”山の実り調査”の対象の木の実です。
 すぐに食べられないものばかりで、申し訳ありません。
 今年の実りはいかがでしょうか。
 ※詳しくは、ブログ≪“山の実り調査”の結果がまとまりました≫

 最後に、サンショウです。


 ちょっと触っただけで、特徴的なあの(・・)香りがしますよ。
 花が咲き、実をつけます(雌雄異株)。
 

 春の山菜の時期には、山の事故のニュースが聞かれます。
 くれぐれも無理はしないで、山から恵みを分けていただきましょう。  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 09:36里山だより

2020年05月13日

里山だより≪里山を楽しむために≫

【環境科学研究センター】

 小松沢観音様への参道で、春なのにキノコを見つけました。


 森林に詳しいK鑑定人によると、
 「キノコが生えるのは、秋だけじゃありませーん。アミガサタケです。」
 なんとも不思議な形をしたキノコですね。
 珍しいキノコではないようですが、日本ではほとんど食用にされてこなかったとのことです。また、生では食べられません ! ! !

 自然毒(毒キノコや有毒植物)に詳しいO鑑定人の興味は、“ニリンソウ“。


 ニリンソウは春に可憐な白い花を付け、“スプリング・エフェメラル※”と呼ばれますが、

※早春に花を咲かせた後には、夏までに葉を枯れさせてしまう「春の妖精」と呼ばれる一群の植物。
 英語名で「スプリング・エフェメラル」、春のはかない命という意味。

 花が咲く前は、有毒のトリカブトの若芽とよく似ていて、誤食に注意が必要なのだそうです。加えて、ニリンソウも生では有毒とのことです。
 詳しくは、衛生研究所のホームページで確認ください。
http://www.eiken.yamagata.yamagata.jp/rikagaku/rikagaku_sansai_miwake.html

 小松沢観音様への参道で、トリカブトの花を見たことはありませんが、
 はっきり食用と分かるものだけを採取することが重要 ! ! ! ですね。

 ところで、この木の芽はおいしそうでしょうか。

 残念ながら、ウルシの芽です。

 このくらいになると、ウルシだとわかりますか。
 ウルシは花もきれいですが、“ウルシかぶれ”を起こすので、体が触れないように注意しましょう。

 この三つ葉は、ツタウルシです。

 ツタウルシも“ウルシかぶれ”を起こします。“三つ葉に注意 ! ! ! ”です

 以上、里山を楽しむための注意事項でした。
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 09:37里山だより

2020年05月12日

里山だより≪ミズナラとコナラ≫

【環境科学研究センター】

 5月の連休が終わると、小松沢観音様への参道の様子は一変してしまいました。

 連休前は、シダレザクラ(エドヒガン系)が静かに満開を迎え、

 ヒトリシズカがにぎやか(?)に咲いていました。


 連休が明けると、驚いたことにシャガが満開です。

 ウワミズザクラのつぼみも白くふくらんできました。


 以前、ドングリの芽を紹介していますが、里山ではコナラの花も咲いていました。
 雄花が風に柔らかに揺れています。


 次は、ミズナラですが、撮影は西川町の弓張平、ブナ・ナラ豊凶調査地点の近くです。
 写真の中央に見えるのは赤い大きな実?ではなく、“虫こぶ”です。

 枝の先端には雌花が見えます。


 センターでは、今年度のブナ・ナラ豊凶調査が始まりました。

※令和元年度の調査結果はこちらから(山の実り調査報告の後半部に掲載があります。)
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/053001/joho/minori/r1minorikekka.pdf

 さて、また里山に戻ると・・・
 写真を撮るために入った藪で、ふと足下を見ると、“こんな所にシュンラン”です。

 シュンランといえば、ちょうど同じ時期にフデリンドウが咲いていたので、・・・
 探してみると、やっぱり咲いていました。
 5月の爽やかな光の中で輝いています。


 ヤマツツジが咲き、


 イタドリもあっという間にニョキニョキと伸びていました。


 また皆さんと、イタドリの笛を作って遊べる日が一日も早く来ることを願っています。
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 09:21里山だより

2020年05月11日

川の水のきれいさを調べてみよう! ~“身近な川や水辺の健康診断”参加者募集中~

【環境科学研究センター】

 身近な河川の水質を簡単に調査する方法には、どのような方法があると思いますか?

 当センターで毎年多くの皆さんに参加いただき行っている「水生生物調査」もその一つですね。
 「水生生物調査」では、カワゲラやカゲロウなど、川底にどのような生きものがすんでいるかを調べることによって、川の水のきれいさを調査しています。

 “水生生物による水質調査”ホームページ

 そしてもう一つの方法が、実際に川の水を汲んで、簡易水質検査など行い水のきれいさを調べる“身近な川や水辺の健康診断”です。

 “身近な川や水辺の健康診断”は、
 パックテスト(6項目)や透視度計による簡易水質検査と、水辺環境の簡単な目視による検査を行う等により、川のきれいさを調査するもので、
 「美しい山形・最上川フォーラム」で実施しています。

 どちらも子供から大人まで、どなたでも気軽に参加でき、身近な自然に親しむことができる、人気の水質調査ですよ。

 さて“身近な川や水辺の健康診断”は、もう参加募集が始まっています!
 今年度は、諸事情を鑑み、安全安心に無理のない範囲で参加していただけるよう、調査期間を10月23日(金)まで延長して実施しています。
 (調査期間中随時参加申し込みを受け付けています。参加無料です!)

 実は「水生生物調査」も「身近な川や水辺の健康診断」と同時に参加申込みができますので、ぜひ両方の調査に参加してみてはいかがでしょうか?
 出前講座による調査方法の説明・現地サポートも行っています。初めての方も安心してご参加ください。(^^)

 身近な川や水辺の健康診断(美しい山形・最上川フォーラムホームページ)



 水生生物調査の参加募集チラシは現在作成中です、もうしばらくお待ちください。
 m(__)m
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 10:14募集のお知らせその他

2020年05月10日

5月は不法投棄監視及び海岸漂着ごみ削減強化月間です!

【環境科学研究センター】

 毎年5月は「不法投棄監視及び海岸漂着ごみ削減強化月間」です!



 海岸に流れ着くごみの7~8割は内陸のごみが、水路や川を伝って海に流れ出したものと言われています。
 道端のちょっとしたポイ捨てごみも、雨で流され、川に流れ込み、海を汚してしまうのです!

 さて、この「海ごみとわたしたちの生活」について、もっと知りたい!
 と思いの皆さんに、最適な資料がありますよ(^^)

 もう御覧になりましたか?「環境学習プログラム」です!

 ちょうど昨年作ったプログラムのテーマが、「食品ロス」、「生物多様性(外来生物・植物編)」、そして「海ごみとわたしたちの生活」の3テーマなのです。

 どのテーマも、楽しく環境について学んでいただける教材ですよ。
 ぜひ“Stay Home”で環境学習してみましょう!!

 不法投棄監視といえば、以前、道路わきのこんな看板が目に留まりました。



 とても心に刺さるデザインですね!

  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 13:14その他

2020年05月09日

もりはすごいなあ!

【環境科学研究センター】

 この前ブログでも紹介した、センターのホームページ「環境学習に役立つ資料を集めました!」は見ていただけたでしょうか?

 この度、下記の情報を追加しました。
 ひとつは、木育絵本「もりはすごいなあ」!



 小さいお子さんにもわかりやすく、楽しんでいただけると思います。
 ご家庭や保育施設での読み聞かせにご利用ください。(^o^)

 もうひとつは、山形県山岳ポータルサイト「やまがた山」!
 やまがたの山登りがもっと楽しくなる、山についてのお役立ち情報サイトです。

 ただし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、登山についても自粛をお願いしているところです。
 「やまがた山」などのホームページで、四季おりおりの山の姿を写したきれいな写真を、“Stay Home”でお楽しみください。

 「環境学習に役立つ資料を集めました!」ホームページ  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 14:58その他

2020年05月08日

山形県職員採用案内2020 ~山形県の環境を守るのは“化学職”です~

【環境科学研究センター】

 山形県で“環境”を守るために働きたい!と思っている皆さん!

 山形県職員“化学職”の紹介(PDF)が新しくなりました!!
 先輩職員からのメッセージもたくさん載っています。(#^.^#)



 山形県職員採用試験(大学卒業程度)の受験案内・受験申込書の配布は、5月15日(金)からいよいよ開始されます!
 (ホームページからダウンロードできます!)

 詳しくは「山形県職員採用案内2020」をご覧ください。

 試験日程等は下記のとおりです。
 受験申込受付期間:5月15日(金)~6月4日(木)
 第1次試験:6月28日(日)(試験地:山形市、東京都)

 なお、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、大学等で主催する説明会が中止されておりますが、「採用試験について相談したい!」「仕事内容について知りたい!」という方は、「採用試験に関する相談について」をご覧ください。

 新型コロナウイルス感染症拡大で、皆様大変な時期と思いますが、
 ぜひ県職員“化学職”となって、一緒に自然豊かで美しい山形の環境を守っていきましょう!
 大変やりがいのある仕事ですよ!(^o^)ノ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 10:33その他

2020年05月07日

ミズゴケで“苔玉”作り

【環境科学研究センター】

 昨年ブログで紹介した、村山市の「ふるさと教育の森」ですが、今年は中止になってしまいました…
 新しい環境教室のネタを考えていたのに残念です。

 さて、昨年は環境学習プログラムの「水資源保全」をテーマに行いました。

 初めに、水を育む森林の役割や自然を守ることの大切さを知ってもらい、
 工作として、ミズゴケで苔玉を作って、水の保水力を感じてもらいました。



 その時作った苔玉は、こんな感じでしたが、
 その後、ミズゴケの周りに実際に苔を巻いて育ててみました。

 そして一年たって、



 ブナの苔玉は、秋に落葉しましたが、春になってまた葉っぱが出てきました!
 元気に育ってくれてうれしいです。(^^)
 杉の苔玉の方は、冬の間に杉が枯れてしまったかな…

 また、昨年末に行った環境教室の時に作った苔玉も、



 観葉植物が、まだまだ元気に育っています。



 環境学習プログラム「水資源保全」の工作、苔玉作りですが、
 簡易バージョンで、土ではなく、この様にミズゴケを丸めて作ることもできます。

 ミズゴケはホームセンター等でも売っていますよ。(^^)
 手軽に作れますのでぜひやってみてください!

 環境学習プログラムホームページ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:14その他

2020年05月06日

ご家庭でのマスク等の捨て方 ~ポイ捨ては絶対にしない!~

【環境科学研究センター】

 先日、「センターのホームページに御注目!」のブログの中で、
 県ホームページの「新型コロナウイルス感染症に関連するポータルサイト」も紹介しましたが、
 そのサイトの中に、「廃棄物・ごみの捨て方等について」のコーナーもあります。
 https://www.pref.yamagata.jp/ou/bosai/020072/kochibou/coronavirus/coronavirus.html#gomi

 ご家庭でのマスク等の捨て方なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください!



 「ごみに直接触れない」「ごみ袋はしっかりしばって封をする」そして
 「ごみを捨てた後は手を洗う」ことに注意しましょう!

 また、皆様が出したごみを扱う市町村の職員や廃棄物処理業者の方への思いやりもお願いします。

 最近、使用済みのマスクのポイ捨てが増えているそうです。
 せっかくのマスクで、逆に感染が拡大する、なんてことにもなるかもしれません…
 ポイ捨ては絶対にやめましょう!!

 ポイ捨ても不法投棄ですよ!
 ごみゼロくんとスリムくんの不法投棄ってなに?(PDF)



  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:37その他

2020年05月05日

再生可能エネルギー工作のご紹介

【環境科学研究センター】

 これは、なんだかわかりますか?
 実は、太陽エネルギーを集めて料理をすることができる“ソーラークッカー”です!



 これは簡易バージョンで、開いた牛乳パック2枚にアルミホイルを張り付けて、
 光を集めるような形を作り、真ん中に黒い空き缶を置いただけですが、
 晴れた日にはお湯を沸かしたりできますよ。(^^)



 そしてこれは、“ペットボトルで作った風車”です。
 風車にモーターをつないで発電し、回るとオルゴールが鳴るようにしてみました。



 他にも、“ソーラーカー”の工作キットも市販されています。

 これらの工作については、以前紹介した環境学習プログラムの
 「再生可能エネルギー」に掲載されているものです。

 身近な材料を使った簡単な工作で、太陽や風力などの「再生可能エネルギー」を実感することができますよ。
 環境学習プログラムを参考に、皆さんもぜひ作ってみてください(^^)

 私たちの生活に欠かせないエネルギーについて関心を持ち、再生可能エネルギーの活用について考えてみましょう!

 環境学習プログラムホームページ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:31その他

2020年05月04日

どんぐりコロコロ ~自然との共生~

【環境科学研究センター】

 桜の花も散って、今度は新緑がまぶしい季節ですね。
 センターの事務室でも、新緑が輝いています。



 これは何を育てているかわかりますか?

 実は、昨年の秋に拾った“どんぐり”です!
 (コナラでしょうか?)

 皆さんも、秋には“どんぐり拾い”などすると思います。

 当センターでも“どんぐり”や“松ぼっくり”などを、環境教室(木育・工作)に使うため、秋によく拾うのです。
 里山だより “山の実りを集めています”(2019年10月08日)

 そのどんぐりを、試しにひとつ植えてみたのでした。
 (植木鉢が無かったので、工作で使うオレンジジュースパックの底の部分で代用しました。)

 ちゃんと芽が出るか不安でしたが、春になって芽が出て、立派な葉っぱが開きました!



 ちなみに、根元にあるふたつの塊が元のどんぐりです。
 どんぐりはこんなふうに芽を出すのですね。(^^)

 あのコロコロしたどんぐりが、木に育っていく。生命の力強さが感じられます。
 皆さんも、春に植える植物などを育ててみてはいかがでしょうか?

 そして、また秋にまたみんなでどんぐり拾いなどを楽しめるよう願って、
 もうしばらくは、新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組んでいきましょう!

 なお、木や森の大切さを学ぶ、環境学習プログラム「自然との共生」もおすすめです。

 環境学習プログラムホームページ
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 10:28その他

2020年05月03日

“光化学オキシダント”にもご注意ください!

【環境科学研究センター】

 山形県及び山形市では、県内13か所の一般環境大気測定局、及び1か所の自動車排出ガス測定局を配置して、大気中の汚染物質を24時間、測定・監視しています。

 そして、測定したデータは、テレメータシステムで収集し、ホームページで県民の皆様にリアルタイムで情報提供を行っております。
 (県のホームページ「山形県大気環境」で、確認することができます。)

 また、大気汚染物質の濃度が上昇し、発令基準を超えた場合には、皆さんの健康被害を防止するため、注意報・警報を発令しお知らせしています。



 この前紹介した“PM2.5”以外にも、
 春に高濃度になるのが“光化学オキシダント”です。
 (特に気温が高く風が弱い日中など)

 光化学オキシダントは、工場の煙や自動車の排ガスなどに含まれている化合物が、太陽の強い紫外線を受けることで光化学反応を起こしてできる物質で、濃度が高くなると、眼・鼻・のど等へ影響を及ぼします(目がカチカチする等)。

 もし注意報が発令されたら、“Stay Home”と“Eco Drive”を行ってくださいね!

 光化学オキシダントについて(水大気環境課ホームページ)

  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:42その他