2018年01月24日

環境アドバイザー派遣事業の御紹介

【環境科学研究センター】

当センターは、村山市にある県の環境分野の試験研究機関ですが、環境教育拠点施設としても位置付けされ、環境に係る啓発や人材育成のための事業も行っております。

環境科学研究センターが行っている事業の中に、「環境アドバイザー派遣事業」があります。

これは、県が環境に関する専門家として委嘱した「環境アドバイザー」を環境に関する講演会や学習会の際に派遣する事業です。

「環境アドバイザー」は、現在42名おり、地球環境問題からごみ減量化までそれぞれ専門的な知識・経験を持つ方です。

この事業は、地域の団体の方、中小企業の方などに広く御利用いただけますので、環境関係の啓発事業などを計画される際は、是非御活用ください。

Q:講習会、学習会はどんな形態のものが多いですか。
A:100人規模の団体の研修会や10人くらいのグループの勉強会などいろいろです。

Q:派遣費用は、どうなっていますか。
A:無料です。ただし、会場利用料や資料作成経費などは、主催者負担でお願いしています。

Q:利用された方の反応はいかがですか。
A:講師(アドバイザー)は、お話も上手で、私たちに合わせた内容で写真や表を使ったりクイズ形式などで、わかりやすく説明してくれます。
また、初めて知った、参考になった、環境以外の視点からのお話もあり解りやすかったと好評をいただいているものがほとんどです。

Q:問合せはどこにすればいいですか。
A:山形県環境科学研究センター情報棟 0237-52-3132 にお問い合わせください。
  なお、詳しくは以下のホームページをご覧ください。
  HP:http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/053001/support/adviser.html

Q:適当な講師(アドバイザー)の方、講習会の内容などについて、相談することはできますか。
A:何でもいいので、まずは、お電話をいただきたいと思います。

御参考まで、平成29年11月1日に開催された、最上地区衛生組合連絡協議会の開催状況です。
演題:「安心で安全に暮らせる環境づくりin最上」
講師:環境アドバイザー⇒渡部忠一氏

  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 17:28募集のお知らせ

2018年01月16日

里山だより(雪の下で じーっと)

【環境科学研究センター】

新しい年を迎え、本年も色々な情報を発信して参ります。
現在、付近の里山は白い雪にすっぽり覆われていますicon04
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そんな時、木々は葉を全て落としてはいるものの、枯れてしまった訳ではありません。
艶やかな緑色の植物たちが、冬の寒さや雪の重みに耐えています。
今回は、常緑の植物の中から、低木の紹介をしたいと思いますが、写真はまだ雪に隠されてしまう前のものです。

初めに、ヒメアオキです。
その名のとおり、アオキに比べて小さいので、ヒメ(姫=小さくてかわいらしい)です。
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実は赤く熟します。
花は5月に咲いていました(ちょっとピントが合ってませんが雄花のようです)。


次は、エゾユズリハです。
春先に新芽が出ると、前の年の葉が落ちるので、譲葉と名付けられたとのことです。
若い葉柄は紅色で、目を引きます。
黒い実をつけたものもありました。
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最後に、黒い実のハイイヌツゲです。今年は戌年ですね。
ツゲに似ていますが、ツゲの仲間ではないそうです。
花は6月に咲いていました。これは雌花のようです。
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さて、3つの植物には共通点があります。
一つは雌雄別株であること。だから、雌花と雄花があったのですね。ビックリです。

そして、もう一つは、多雪地に適応するため、小ぶりな生態になったと考えられています。
(アオキ⇒ヒメアオキ、ユズリハ⇒エゾユズリハ、イヌツゲ⇒ハイイヌツゲ)

案外、大雪の下で、のんびりと穏やかに過ごしながら、雪解けの季節まで体力を温存しているのかもしれませんねface04
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 17:23その他

2018年01月16日

ヒシモドキ保全検討会

【環境科学研究センター】

去る12月26日に当センターで、県立村山産業高等学校農業部バイオテクノロジー班、村山市農林課及び当センターの三者で、ヒシモドキの保全検討会を開催しました。
検討会

始めに、村山産業高校の生徒から「絶滅危惧種ヒシモドキの保護・増殖活動」についての発表がありました。
発表1

発表の内容は、
①ヒシモドキは、オオバコ科の植物で、村山市内のため池が県内唯一の自生地となってしまったので、2015年に実を採取し、増殖活動を始めた。
ヒシモドキ

②現在は、無菌状態での増殖方法を研究していて増殖することに成功している。
③今後は、屋外での増殖方法を探求していくことが課題となっていることなどでした。
発表2

続いて、当センターから、これまでの保護活動の経緯と今年度行った自生地の環境保全活動(ヨシ刈りなど)の状況を報告をしました。

今後とも三者で継続的に検討会を開催し、生徒たちの活動を支援していくとともに、ため池がある地元の方々へも保全活動が広がることを期待し終了しました。
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 17:20体験レポート