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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2018年06月21日

親子で楽しむ環境科学体験デーを開催します

【環境科学研究センター】

こんにちは(^^)/
村山市にある山形県環境科学研究センターでは、
6月の「環境月間」にあわせ、
来る7月1日(日)に「親子で楽しむ環境科学体験デー」を開催します!
〇主な開催内容はこちら
face01むにゅむにゅスライムをつくろうface01
face01センター施設見学face01
face01木でフォトフレームをつくろうface01
face01水質検査を体験しようface01
face01白衣を着て科学者になって写真を撮ろうface01

〇新企画
face01エアカーリング2018inフエダの開催face01

このコーナーは、リサイクル工作で作った、ダンボールのカーリングを使います
平昌オリンピックで話題となったカーリングにあやかり、当センターの独自ルールで行うもので、床の上を滑らせ、点数が記載されている的を狙って、得点を競う競技です

〇その他にも、体験コーナーや見学・展示コーナーがあります!(^^)!

すべてのコーナー参加は無料です(人数限定のコーナーがあります)
お子様はもちろん、大人の方も楽しんでいただける内容となっておりますので、
ぜひご家族で遊びに来てください

「親子で楽しむ環境科学体験デー」案内チラシはこちら

http://www.pref.yamagata.jp/ou/kankyoenergy/053001/event/H30taikenday.pdf
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:29イベント開催のお知らせ

2018年06月19日

里山だより《“ナルコユリとアマドコロ”》

【環境科学研究センター】

小松沢観音様への参道で、杉林の下にひそやかに咲く花を見つけました。
初めに、ナルコユリです。


次は、アマドコロです。


この2つはよく似ているのですが、アマドコロの茎は尖っていて、触ると角ばった感じがします。

ワニグチソウです。
面白い名前ですね。
2枚の苞葉の中につぼみが見えますが、実は、この苞葉が花だと思っていました。何日も待ちましたが、可愛らしい花を見せてくれました。


おまけでギンランとシュンラン(ホクロ)です。


最後に、もう一つ見つけました。
ニホンカモシカです。
「初めまして。これからもよろしく。」


  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:46

2018年06月14日

里山だより《“〇〇ウツギ”》

【環境科学研究センター】
 
初夏の里山は、ウツギの名の持つ樹木たちに次々と彩られます。
今日は、〇〇ウツギの花を紹介です。

初めに、正真正銘のウツギです。
別名“卯の花”とも呼ばれ、白く固まって咲く姿は見事です。


次は、ウゴツクバネウツギです。
名前の由来は、ウゴ(羽後)今の秋田県で発見され、放射状に開いた5つの萼片が羽根つきの羽に似ているからです。
花が終わった後も、また花が咲いたようです。
 

タニウツギです。
タニウツギの花はワラビの季節を教えてくれます。
(ブログ「タニウツギ咲いたよ!」2017年5月30日)


ミツバウツギです。
若芽は“ナンマイ”と呼ばれる山菜です。クセもなく美味しいとか。


コゴメウツギです。
米粒のような白い小さな花を付けます。


ウツギの名を持っていますが、仲間という訳ではないようです。

 ウツギ          アジサイ科ウツギ属
 ウゴツクバネウツギ  スイカズラ科ツクバネウツギ属
 タニウツギ       スイカズラ科タニウツギ属
 ミツバウツギ      ミツバウツギ科ミツバウツギ属
 コゴメウツギ      バラ科コゴメウツギ属

〇〇ウツギと呼ばれるのは、枝が中空(空木)だったり、花が似ているからとのことです。それぞれ違って、みんな綺麗です。

 みんなちがって、みんないい!!
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 08:56

2018年06月07日

水活~海水浴場の水質検査《分析編》

【環境科学研究センター】

こんにちは。Tです。

県では、庄内総合支庁環境課が中心となって、毎年この時期に、海水浴場の水質検査を行っています。
第一弾の、海水浴場の水質検査《採水編》5/25につづき、今回は、《分析編》をお届けしましょう。

センターでは、化学的酸素要求量(COD)という項目を調査します。
みなさんは、「化学的酸素要求量(COD)」って何か知っていますか?

CODとは、水の汚れ度合いを示す指標のひとつ。
「過マンガン酸カリウム」という薬品を使って、水に含まれる有機物と反応させて、どれだけこの薬品が使われたかを調べるもので、この数値が大きいほど、水が汚れていることを表すものなんです。

では、分析の様子を一部お見せしますね。

<採水編>で採水した容器から、海水を一定量とって、分析を始めます。
でも、このまま化学薬品を入れて分析はできないんです。
海水は、しょっぱいですよね。そう、塩分がたくさん。
この塩分があると邪魔をして正しい分析ができないので、塩分を邪魔しないよう取り除かないといけないのです。

まずは、塩分を取り除くために必要な薬品の量を、色の変化を利用して調べます。
 

量が決まって、薬品で塩分を取り除いたら、
いよいよ「過マンガン酸カリウム」の登場です。
これを入れるとこんな色がつきます。きれいですね。


そして、30分間、熱~いお風呂で化学反応させます。ぐつぐつ・・。


30分たったら、反応をとめる薬品を入れます。紫色は消えちゃいます。
そして、「滴定」という方法で、ちょっとずつ「過マンガン酸カリウム」を加えて使用量を調べます。
  
透明から、ほんの少し紫色に変わる“一滴”を見極めて分析終了!

これで、CODがわかりました!!!

酒田方面の海水浴場の検査も行い、すべての海水浴場の結果がわかったら、結果発表です。

以上、実況の T でした。  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 16:52

2018年06月04日

里山だより《“ウスバシロチョウ”》

【環境科学研究センター】

ようやく、ウスバシロチョウの姿をお届けできます。
(昆虫はなかなかじっとしてくれません。)

晴れた日の日中に、ふうわりふわりと飛んでいます。
その名のとおり、白い羽が5月の日差しに透けるようです。


ウスバシロチョウは産卵の時期をむかえています。
卵のままで冬を越します。
ウスバシロチョウの唯一の食草であるムラサキケマンも種子を付けました。
もう少しで黒い種子がはじけます。
正しく、夏までに姿を消してしまうスプリングエフェメラルです。


他にも、小松沢観音様への参道沿いに昆虫を見付けたので、ご紹介します。
 
ベニシジミです。
柔らかなオレンジ色で、ハルジオンでひと休みです。
(運よく休憩中です。)


ワカバグモです。
ハナイカダの葉の上が縄張りのようです。
(ほぼ動きません。)


オトシブミです。
(全く動きません。)


そして、トンボを写真に収めることができました。
(奇跡かな。)
羽が、橙色と透明なニホンカワトンボです。
さて、♂と♀はどっちでしょう?
正解は橙色の羽が♂、透明な羽が♀です。
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 16:13