2018年05月25日

水活~海水浴場の水質検査《採水編》

【環境科学研究センター】

はじめまして。 4月から「水な生活」を送っている T です。
今日から、「水活」と題して、Tの 「水な生活」の一部を、みなさんに不定期でお届けしますicon11

第一弾は、海のお話です。

5月も半ばを過ぎ、気温も上昇してきましたね。この先、梅雨が明けたら、いよいよ海水浴シーズンの到来です!!
これに先駆け、県では、庄内総合支庁環境課が中心となって、毎年この時期に、海水浴場の水質検査を行っています。

センターから私が鶴岡方面に、採水のお手伝いに行ってきました。

この日は3班体制で、鶴岡方面の6地点で採水と、2地点で空間放射線測定が目的で、私は船上からの採水を担当しましたface02

まずは、検査に協力いただいく船に道具をのせ、救命胴衣をまとい、いざ出陣!!

この日は快晴ではありませんでしたが、やまがた百名山のひとつ、鳥海山も見えましたよ(※下の写真ではよく見えないですね。肉眼ではしっかり見えたんですよ)。
 

対象の海水浴場のポイントに到着したら、いよいよ採水。海水を汲んで、容器に移し替えます。
容器は、このあと環境科学研究センターに持ち帰って、検査します(※一部は庄内保健所で検査を行います)。
センターでの検査の模様は、後日このブログで《分析編》でお届けしましょう。
<※由良での様子>
 

この道具、何かわかりますか?
 

これは、海の透明度を調べるものです。
白い板の下側に重り(※黄色のもの)があって、全体を海に沈めていって、海面上から白い板が見えている深さを測ります。
紐には目盛りがあって、これで深さがわかります。海水浴場の水質検査では、1メートル以上見えるかどうかを調べます。
今回調べた全ての海水浴場で、1メートル以上見えましたよ。


採水場所では、透明度のほか、油膜の有無、pHを調べました。

みなさんが安心して海水浴場を楽しめるよう、そして夏休みの思い出づくりの一助になればと願い、センターへの帰路についた T でした。

     ~後日、分析編を掲載予定~
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 09:59その他