里山だより “カタクリの群生”

山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター

2020年04月06日 15:07

【環境科学研究センター】

 県内でもソメイヨシノ開花のニュースが聞かれるようになりましたが、小松沢観音様への参道ではカスミザクラが花を開いています。

 境内では、“スプリング・エフェメラル※”のカタクリが咲き始めました。
※ 早春に花を咲かせた後に、夏までに葉を枯れさせてしまう「春の妖精」と呼ばれる一群の植物のこと。英語名は「スプリング・エフェメラル」、春のはかない命という意味。

 春の日差しの中で輝くようです。

 残念ながら、曇りや雨の日は花弁を閉じてしまうので、晴れた日にお越しください。


 境内から鐘付き堂に登って行くと、鳥海山のビューポイントもあります。写真より実物のほうが“感動的”です。


 スギの林の中には、オウレンの花も見られました。
 里山の春は、日々登場人物を変える忙しさです。ぜひ、ゆっくり歩いてみてはいかがでしょうか。長靴が便利な場合もありますよ。


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