気候変動適応セミナーに参加しました。
【環境科学研究センター】
先日、山形県自治体職員気候変動適応セミナーに参加してきました。
初めは、仙台管区気象台の方から「山形県の気象変化『いま』と『これから』」、の講演でした。
今年も記録的な豪雨・自然災害などがあり、気候変動について実感された方も多いと思いますが、地球温暖化や山形県の気候変動の現状、そして、すでに現れてきている影響についての解説があり、改めて気候変動についての理解を深めることができました。
そして、環境省東北地方環境事務所の方から、「気候変動適応について」に説明があり、最後は、自分の地域の適応策を考えるワークショップでした。
地球温暖化による気候変動には、温室効果ガスの排出を削減して、地球温暖化ができるだけ進まないようにする【緩和】の取組のほかに、
既に生じている、又はこれから発生する恐れのある、気候変動による影響による被害を回避・軽減する為に備える【適応】という取り組みも必要となっています。
(出典:気候変動適応情報プラットフォームホームページ)
温暖化によって、雨が降る日が減り渇水になる可能性があるため、普段から水を大切に使う、という身近にできることも、適応の一例です。
ワークショップでは、農作物を品種改良して高温に耐えられるようにすることや、豪雨による洪水の災害リスクの高い地域のから、安全な地域へ少しずつ町を移していくといったような、自治体職員らしい意見も出されました。
気候変動に対する【適応】ということを初めて知ったという参加者もいて、大変有意義なセミナーだったのではないでしょうか。
さて、以前お知らせしたように、11月19日(火)に山形市民会館で「山形気候講演会 地球温暖化~聞いてみませんか?これからの山形~」が開催されます。
http://tsunakanyamagata.n-da.jp/e808505.html
こちらはどなたでも参加できますので、是非ご参加ください!
入場無料・事前予約は不要です。
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