2018年04月10日

里山だより《“スプリング・エフェメラル”》

【環境科学研究センター】

新年度がスタートし、これまで同様に当センターの業務や周辺の自然など、環境に関することについて、紹介しますので、ご愛読ください。

里山を深く覆っていた雪はみるみるうちに消えてしまい、花の季節が始まりました。
前回、ご紹介したナニワズも黄色の花が開き、爽やかな甘い香りを漂わせています。ナニワズは雌雄別株で、雄花はオレンジ色の花粉が見えます。


雌花は小ぶりで、秋には赤い実を付けるとのことです。
(写真では区別が分かりにくくて、すみません。)


そして、ナニワズの横には、アズマイチゲの群落が広がっています。
 

キバナノアマナの花も見えます。


小松沢観音様へ登っていくと、まだ雪も残っているので安心していたら、日当たりのよい斜面に、キクザキイチゲが咲いていました。


アズマイチゲ、キバナノアマナ、キクザキイチゲなど、早春に花を咲かせた後には、夏までに葉を枯れさせてしまう「春の妖精」と呼ばれる一群の植物があります。英語名は「スプリング・エフェメラル」、春のはかない命という意味です。
 アズマイチゲの群落が風に揺られる様子は、まさに春の妖精そのものです。
他にも、カタクリ、ニリンソウ、ショウジョウバカマなどがあるとのことなので、咲いたらご紹介していきますね。

小松沢観音様近くの林の中では、マルバマンサク、キブシ、ダンコウバイが柔らかな黄色の花をつけています。
〔マルバマンサク〕
 
〔キブシ〕

〔ダンコウバイ〕


雪が名残惜しいところでしたが、ウグイスの初鳴きも聞くことができ、これからの花の季節も楽しみになってきました。



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Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:43 │その他