2018年02月23日

里山だより《”芽”》

【環境科学研究センター】

立春は過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
冷えた日の雪はふわふわで、足を取られて転んでしまいました。

空がとても青く見えて、転んだついでに寝転んでみました。
里山だより《”芽”》

月山自然博物園のハンモックに揺られているようで、いつまでも横になっていたいところですが、冷たいので、起き上がりました。

そんな冷たい雪に覆われた里山ですが・・・、
木々たちは少しずつ春の準備を始めています。今回は“芽”の紹介です。

始めに、オオバクロモジです。
里山だより《”芽”》
 
真ん中の紡錘形が葉芽で、両側にかわいい丸い花芽がついています。
オオバクロモジは、枝を折ると爽やかなよい香りがします。
お茶席での黒文字(楊枝)に使われていますよ。
里山だより《”芽”》

次は、ミズキです。
里山だより《”芽”》

赤い枝が目を引きます。
初市でおなじみの“だんご木”に使われる木です。
里山だより《”芽”》

5月には、白い花で雪が積もったようでした。
里山だより《”芽”》

次は、キブシです。
里山だより《”芽”》

何とも地味ですが、4月には、まだ色彩のない里山を黄色に彩ってくれます。
里山だより《”芽”》

最後に、これは何でしょうか?
里山だより《”芽”》里山だより《”芽”》

オニグルミの冬芽です。
ひつじ?さる?は去年の葉が落ちたあとに、枝側に刻まれた葉痕(ようこん)の跡です。
なんとも面白い形で、楽しいですね。
里山だより《”芽”》



Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 11:02