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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2019年08月19日

里山だより “ハイイロチョッキリ”

【環境科学研究センター】

 立秋も過ぎ、小松沢観音様の近くではススキの花が咲いています。
 (まだまだ暑いですが・・・。)

 春先のカタクリからチゴユリの群生と私たちを楽しませてくれた小松沢観音様の境内は、なんと下草刈りできれいになっていました。

 駐車場の近くでは、小さな実(ドングリ)を付けたミズナラの小枝がたくさん落ちています。
 低い枝にドングリは見つけられないので、下草刈りではないような・・・。

 切り口は刃物で切ったようですが・・・。

 これは、ハイイロチョッキリという昆虫が、ドングリに卵を産み付け、枝ごと切り落としたのだそうです。
 ハイイロチョッキリはオトシブミの仲間です。
 オトシブミは幼虫のために葉っぱのゆりかごを作ります。
 昆虫のお母さんもいろいろとがんばっています。


 ところで、里山の林では、ドングリのほかにも実を付けている木があります。
 ツノハシバミ(ヘーゼルナッツの仲間)、オニグルミ、そしてクリです。
  

 山の実りが楽しみです。  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 16:50その他