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Posted by んだ!ブログ運営事務局 at

2017年12月01日

里山だより《なごり〇〇さがし》

【環境科学研究センター】

今年は冬の訪れが早いように感じています。当環境科学研究センター近くの里山も、白く寒い朝が続いています。
 

それでも、日中は麗らかな日差しに包まれる日があります。
そんな日は、カラマツの黄金に輝く「なごりの紅葉」が、青い空に映えています。
カラマツは、山形県内に自生していないので、昔、人が植えたものだそうです。
 

それから、里山のそこここに、「なごり」と言うには多すぎる?!柿の実が、収穫されずに残っていて、野鳥や猿の貴重な食べ物になっています。写真では分かりませんが、実は、なんと、猿も写っています。
一昔前は、里山の畑もよく手が加えられ、今とはまた違った風景が見られていたのでしょう。


覚えている方や昔見たことがある方もいらっしゃると思いますが、「木守柿(きもりがき・こもりがき)」といって、来年もよく実がなるようにとのまじないで、木の先端に一つ・二つ柿の実を残す風習もあったようです。

皆さんも、「なごりの〇〇」をさがしに、里山に出かけてみませんかicon04

ところで、もう一つのなごりですが…、
前回の里山だよりで、「ガマズミミケフシ」の写真を撮り忘れて、紹介できませんでしたが、なんとなごりの虫こぶを一つだけ見つけました。フワフワですね。
  

Posted by 山形県環境エネルギー部 環境企画課・環境科学研究センター at 15:04その他